こんにちは MENSFEELの粕谷(IG @ryo.barbers)です。
私は英語が話せることを活かしてインバウンド集客に力を入れている美容師です。
毎月100人近くのインバウンド(9割以上が旅行客)
今日は私が海外のお客さんを接客するうえで大切にしていることをまとめたのでご紹介します。
これからインバウンド向けの集客をしたい人の力になれれば幸いです。
日本で働いていると、海外から来たお客様に「日本の美容師は本当に丁寧だね」と言ってもらえることがあります。
その言葉をただの褒め言葉として受け取るのではなく、僕はその理由をいつも自分なりに分析しています。
“丁寧”とは、ただ時間をかけることではありません。
お客様一人ひとりの髪質、骨格、生活習慣、好み、雰囲気。そのすべてを理解し、その人が一番かっこよく見える形をつくること。
さらに、目には見えない細かい部分まで徹底的にこだわり抜くこと。
それこそが日本人美容師としての価値であり、僕自身が最も大切にしているスタンスです。
カウンセリングをする時、僕が必ず最初に見るのは「骨格」と「顔のバランス」です。
たとえオーダーが曖昧でも、「クリーンにしたい」「自然な感じで」「いつもより短めで」
そんな言葉の奥にある“本当のニュアンス”を読み取り、似合う形に落とし込むことを心がけています。
人はみんな、頭の形も髪の生え方も違います。同じ写真を見せられても、同じ切り方ではその人にハマらないこともある。
だからこそ、僕は髪型を「ただ切るもの」ではなく「その人に合わせてデザインするもの」だと考えています。
僕が強くこだわっているのが、シャンプー後や仕上げの“細部の処理”です。
耳周り、首元、襟足。
お客様自身は気づかなくても、少しでも毛が残っていると不快だったり、清潔感が損なわれたりします。
だから、僕は「毛を一本も残さないこと」をスタンダードとして徹底しています。
シャンプー後に必ずタオルをお渡しして、肌に残った小さな毛まで丁寧にとり除く。
これはただのサービスではなく、僕のプロ意識であり、“日本の美容師としての誇り”の部分です。
10年以上外国人の髪を切ってきて思うのは、こうした細やかなケアは海外ではあまり体験できないということ。
だからこそ、ここに価値を感じてくれる人が多いのだと思います。
外国のお客様は、オーダーが抽象的なことがよくあります。
・Clean it up
・A bit shorter
・More natural
・Keep the vibe
言葉だけでは伝わらない“雰囲気”をどう汲み取るかが大切です。
僕は、髪質と骨格、普段のファッションや雰囲気から、本人が気づいていないニュアンスまでデザインに落とし込みます。
「こんな感じまで分かるの?」
「伝えきれなかったイメージを形にしてくれる」
そう言ってもらう瞬間が、僕にとって仕事の一番のやりがいです。
日本のメンズパーマの技術は、世界でもトップレベルだと思います。
特に直毛で動きが出ない悩みを持つ人にとって、パーマは一気に雰囲気を変えてくれる最高の技術。
外国ではパーマが強すぎたり、質感が荒かったり、細かいニュアンスが出せないことが多いですが、日本の技術は繊細。
・柔らかい曲線
・束感
・自然な立体感
・乾かし方で変わる2WAYのスタイル
こういった細かい表現ができるのは、日本ならではだと実感しています。
僕自身、直毛の人の悩みに向き合ってきたからこそ、パーマで“似合うデザイン”をつくることに自信があります。
外国人のお客様は、言語の不安を抱えていることが多いです。
「ちゃんと伝わるかな?」
「任せて大丈夫かな?」
そう感じる瞬間をできるだけ減らしたい。
だから僕は、英語でのカウンセリングや細かい説明を自然に行えるようにしています。
会話もカット中の空気感も、居心地よく、ウェルカムで、理解ある態勢で迎える。
日本を旅行している人にとっては、それだけで安心につながるし、在住の外国人にとっては“通えるサロン”になるポイントになると思います。
僕が大切にしているのは、「ただ切る」「ただパーマをする」 ではなく、
“その人の魅力を最大限にデザインすること”
そして
“細部まで抜かりなく、気持ちよく過ごせる空間をつくること”。
海外では体験できない日本の技術とホスピタリティを、これからも一人ひとりに届けていきたいです。
こんにちは MENSFEELの粕谷(IG @ryo.barbers)です。
私は英語が話せることを活かしてインバウンド集客に力を入れている美容師です。
毎月100人近くのインバウンド(9割以上が旅行客)
今日は私が海外のお客さんを接客するうえで大切にしていることをまとめたのでご紹介します。
これからインバウンド向けの集客をしたい人の力になれれば幸いです。
日本で働いていると、海外から来たお客様に「 日本の美容師は本当に丁寧だね」 と言ってもらえることがあります。
その言葉をただの褒め言葉として受け取るのではなく、 僕はその理由をいつも自分なりに分析しています。
“丁寧”とは、ただ時間をかけることではありません。
お客様一人ひとりの髪質、骨格、生活習慣、好み、雰囲気。 そのすべてを理解し、 その人が一番かっこよく見える形をつくること。
さらに、 目には見えない細かい部分まで徹底的にこだわり抜くこと。
それこそが日本人美容師としての価値であり、 僕自身が最も大切にしているスタンスです。
■ 骨格と顔のバランスを読み取り、似合う形をつくる
カウンセリングをする時、僕が必ず最初に見るのは「骨格」と「 顔のバランス」です。
たとえオーダーが曖昧でも、「クリーンにしたい」「自然な感じで」「いつもより短めで」
そんな言葉の奥にある“本当のニュアンス”を読み取り、 似合う形に落とし込むことを心がけています。
人はみんな、頭の形も髪の生え方も違います。 同じ写真を見せられても、 同じ切り方ではその人にハマらないこともある。
だからこそ、 僕は髪型を「ただ切るもの」ではなく「 その人に合わせてデザインするもの」だと考えています。
■ 毛一本も残さない ― 仕上げの「0.1%」までこだわる理由
僕が強くこだわっているのが、シャンプー後や仕上げの“ 細部の処理”です。
耳周り、首元、襟足。
お客様自身は気づかなくても、 少しでも毛が残っていると不快だったり、 清潔感が損なわれたりします。
だから、僕は「毛を一本も残さないこと」をスタンダードとして徹底しています。
シャンプー後に必ずタオルをお渡しして、 肌に残った小さな毛まで丁寧にとり除く。
10年以上外国人の髪を切ってきて思うのは、 こうした細やかなケアは海外ではあまり体験できないということ。
■ 曖昧なオーダーも「深いニュアンス」まで再現する
外国のお客様は、オーダーが抽象的なことがよくあります。
・Clean it up
・A bit shorter
・More natural
・Keep the vibe
言葉だけでは伝わらない“雰囲気”をどう汲み取るかが大切です。
僕は、髪質と骨格、普段のファッションや雰囲気から、 本人が気づいていないニュアンスまでデザインに落とし込みます。
「こんな感じまで分かるの?」
「伝えきれなかったイメージを形にしてくれる」
そう言ってもらう瞬間が、僕にとって仕事の一番のやりがいです。
■ メンズパーマで直毛の悩みを解決し、 海外ではできない細かいニュアンスも再現
日本のメンズパーマの技術は、 世界でもトップレベルだと思います。
特に直毛で動きが出ない悩みを持つ人にとって、 パーマは一気に雰囲気を変えてくれる最高の技術。
外国ではパーマが強すぎたり、質感が荒かったり、 細かいニュアンスが出せないことが多いですが、 日本の技術は繊細。
・柔らかい曲線
・束感
・自然な立体感
・乾かし方で変わる2WAYのスタイル
こういった細かい表現ができるのは、 日本ならではだと実感しています。
僕自身、直毛の人の悩みに向き合ってきたからこそ、パーマで“ 似合うデザイン”をつくることに自信があります。
■ 英語でスムーズなカウンセリングと、居心地のいい時間
外国人のお客様は、言語の不安を抱えていることが多いです。
「ちゃんと伝わるかな?」
「任せて大丈夫かな?」
そう感じる瞬間をできるだけ減らしたい。
だから僕は、 英語でのカウンセリングや細かい説明を自然に行えるようにしてい ます。
会話もカット中の空気感も、居心地よく、ウェルカムで、 理解ある態勢で迎える。
日本を旅行している人にとっては、それだけで安心につながるし、 在住の外国人にとっては“通えるサロン” になるポイントになると思います。
■ 最後に
僕が大切にしているのは、「ただ切る」「ただパーマをする」 ではなく、
“その人の魅力を最大限にデザインすること”
そして
“細部まで抜かりなく、気持ちよく過ごせる空間をつくること”。
海外では体験できない日本の技術とホスピタリティを、 これからも一人ひとりに届けていきたいです。